海の日に思い出す…初めての“イカダ型ヨット体験”が地獄だった話


 

今日は海の日ですね。

この日になると、先日体験した“悲惨なヨット体験”を思い出します。

私はこれまでに何度もヨットに乗ったことがありました。普段乗るのは小型ヨットや大型ヨットで、どちらも水がかからないタイプの船です。ボート部分に縁があるため、落ちる心配もなく安心して乗れます。

しかし今回乗ったのは、初めて見るタイプのイカダ型ヨット
平面になっていて、もちろんしっかりした作りではあるけれど、普段と形状が違い少し不安を感じました。
ただ大きさは結構ありましたし、「まあ大丈夫だろう」と思っていました。

この日は真夏日で、私はスポーツタイプの水着にTシャツを着て行きました。水着は太ももあたりまであるタイプです。暑い日だったので「濡れても気持ちいいだろう」くらいの気持ちでした。

今回のヨット体験は1時間半で3000円ほど。とてもお得で、始まる前は楽しみで仕方がありませんでした。

しかし午後になると、風がどんどん強くなっていました。午前中はそこまで風がなかったそうですが、私は特に気にせず出航しました。

体験が始まってすぐ、私は「いつもより揺れるなあ」と思いました。そして驚いたのが、波が何度も頭からかかること。
普段乗るヨットは波が襲ってくることなんてないので、予想外でした。

さらに、このイカダ型ヨットはかなり沖まで行けるタイプで、進むにつれてだんだん寒くなっていきました。
びしょ濡れの上に冷たい風が吹き付け、寒さと震えでどんどん体力が奪われていきました。

そして30分経過した頃、ついに船酔いが…。
波が高いということは、水面が大きく揺れているということ。
ヨットは上下に激しく揺れ続け、私は気分が悪くなり、海に吐きそうになりました。
「魚が食べてくれるかな」なんて一瞬考えましたが、同乗者がいたので吐くこともできませんでした。

同乗していたのはインストラクターと二人組の参加者。
彼女らはとても楽しそうでしたが、私は無口になり、ヨットを漕ぐことだけに集中して必死に耐えました。

インストラクターが
「今○時だから、あと1時間くらいあるよ」
と言ったときは絶望しました。
すでに30分で帰りたい気持ちだったのに、まだ1時間もあるとは…。

本当は「もう帰りたいです」って言いたかった。
でも、同乗していた二人組はとても楽しそうで、インストラクターにも迷惑をかけるかもしれないと思うと、どうしても言い出せませんでした。
私は我慢するしかありませんでした。

その後も船酔いと寒さ、吐き気に耐えながら沖をぐるぐる回り続けました。
水、寒気、吐き気の三重苦です。

体験が終わり、陸に戻ってからも吐き気は収まらず、マリンショップで30分以上ぼーっとして気持ちを落ち着けてから帰路につきました。

私はヨット自体は好きです。
でもこの濡れるタイプのイカダ型ヨットは、自分には向かないと痛感しました。
やっぱり私は、濡れないタイプのヨットで優雅に海風を感じる方が好きです。

ただ今回、一つだけ大きな学びがありました。
今まで何度もヨットに乗っても、どうしても操縦方法が理解できなかったのですが、今回やっと気づいたことがあります。

それは、帆は固定するものではなく、こまめに角度を変えて風をつかむということ。
インストラクターに「帆をこっち側向けて~」と言われたら、その位置で固定するのかと思っていました。でも実際は、小刻みに動かして風を受け続けないといけないんですね。

ヨット歴はそこそこ長いのに、今さら知りました(笑)。